テセウスの船 ドラマ 感想&考察!8話 森が金丸の事故を疑わない理由

以下の記事では、TBSで放送されたテレビドラマ『テセウスの船』のディレクターズカット版の第7話の感想と考察をお伝えしました。

テセウスの船 ドラマ 感想&考察!7話 タイムカプセルはどうなった?

第7話では、10歳のみきおに翻弄される心&文吾でしたが、第8話では彼に共犯者がいることが明らかになります。

ということで、今回の記事では「テセウスの船」ディレクターズカット版の第8話の感想&考察をお伝えしていきたいと思います。

なお、ネタバレもありますので、まだテセウスの船のディレクターズカット版をご覧になっていない方は、必ず先にドラマを視聴しておくことをおすすめします。以下の記事でお話している方法なら無料で全話視聴できますのでご参照ください。

テセウスの船 ドラマ感想&考察!8話 森刑事が金丸の事故を疑わない理由は?

それでは早速ですが、「テセウスの船」ディレクターズカット版の第8話の感想&考察をお話していきます。

徳さんが共犯者に見えてしまう

和子らの拉致誘拐事件では、現場にタイヤ痕が残っていたことにより、みきお以外に車が運転できる大人の共犯者がいることが明らかになります。

正志、校長、さつき先生、井沢(六平直政)あたりも怪しいと感じてしまうのですが、私が最初にドラマを見た時は徳本(今野浩喜)が共犯者だと思ってしまいました。

村祭りで母親を亡くした過去があり、農家なので薬品も持っていそうですし、商店を営む井沢とつるんでいるのでスタンガンも入手しやすそうですしね。

今まであまりスポットが当たっておらず、多くの視聴者がノーマークだった人物なので、実は彼が共犯者だったみたいなパターンなのかなと。

また、徳本を演じる今野浩喜さんの多くを語らないのに空気を醸し出す演技力が、妙な怪しさを漂わせていました。

ですが、実際の彼は、佐野一家のために、イノシシ汁をふるまってくれたり、マスコミを追っ払ってくれたりと、情に厚いイイ人でした。

正志自身は殺人をしていない件

結局、みきおの共犯者は正志なわけですが、一連の事件を振り返ってみると、正志の実行した犯行は、和子ら3人の拉致誘拐、文吾の拉致などで、実は自分自身の手では人を殺めていません。

殺人の実行は全てみきおをやらせています。(もちろん、殺人教唆なので正志はみきお以上の重罪です。)

また、最も恨みを持つ文吾に対しても、自らの手で殺めるのではなく、罪をなすりつけて死刑囚に追い込むという形にしています。

これでは、みきおから「何もやっていない」と言われても仕方ないですね。

森刑事が金丸刑事の転落事故を疑わないのはなぜ?

第8話で少し疑問に思ったのが、森刑事が金丸刑事の転落事故を疑っていない件です。

森刑事は、心が最初に現代に戻った世界では文吾を無実を信じて最後まで事件の真相を追っていました。

また、二度目の過去の世界でもみきおの声が録音されたボイスレコーダーを聞いて「自白ということでいいですよね」と馬淵に言って文吾を無実に導いています。

つまり、森刑事は金丸と同じように真実を追求しようとする姿勢のある刑事です。

そんな彼が文吾に問い詰められて、金丸刑事の件を単なる調査中の転落事故と片付けており、少し違和感を感じました。

ひょっとしたら、彼は警察組織に所属している都合上、表向きは金丸の件は転落事故と言いつつも、心の奥底では金丸の件は何か裏があると考えていて、だからこそ晩年まで音臼小事件のことを調査していたのかもしれません。

まとめ

以上、今回は「テセウスの船」ディレクターズカット版の第8話の感想&考察をお伝えしました。

第8話では、みきおに共犯者がいることがわかり、ラストでは文吾はスタンガンで気絶させられてしまいます。

そして、第9話では、その文吾が窮地に立たされることになります。

ということで引き続き、「テセウスの船」の第9話以降の感想&考察もお伝えしていきますので、お読みいただければ幸いです。

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